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中国では、年間の４万件以上の法規制や関連規格が発行、改訂されています。CRDB（中国規制データバンク）は、この膨大なものから、有用なものを選りすぐって掲載しています。

「化粧品／化粧品原料」の中国新管理制度が2021年1月1日から実施されています。新制度では「化粧品／化粧品原料」「歯磨き粉」に関するさまざまな法規制が、次々と発行、改訂されており、CRDBでは会員様向けにタイムリーに邦訳版をご提供していきます。

中国で輸入される医療機器、医薬品は許認可制度が運用されています。たとえば医療機器については製品の特性によって3つのクラスに分かれます。一方、医薬品はクラス1から5まで5段階の分類なっており、各クラスに応じた申請対応が必要になってきます。

中国では、食品安全法、食品安全法実施条例、保健食品管理弁法、乳幼児配合乳製品配合登録管理弁法、特殊医学用途配合食品登録管理弁法などに基づいて、食品の登録と備案(届出)制度が運用されています。また販売においても、SAMR許認可取得が義務付けられています。

「電気製品」の中国強制性認証(CCC）制度については、2020年版強制製品認証目録の公布による影響としては、対象製品の判定が明確になっており、輸入と市販電気製品等のCCC認証市場における抜き取り検査が厳格化になると予想しています。

中国では特殊設備製造許可制度によって、危険性のある特殊設備（ボイラー、圧力容器、圧力パイプ、エレベータ、クレーン及びそれらの関連部品など）を中国に輸出する場合、特殊設備製造許可（SELO許可）の取得が義務付けられています。

中国では、新化学物質（中国現有化学物質名録に記載のない化学物）の管理に関して、2021年から、2010年施行の新化学物質環境管理弁法から、新化学物質環境管理登記弁法（生態環境部令第12号）に切り替わっています。

中国では伝染病防止治療法、生活飲用水衛生監督管理弁法、消毒管理弁法によって、衛生行政規制制度が運用されています。この規制制度では、中国向けの飲用浄水器・部材、消毒薬剤、消毒機械などの販売において、衛生許可の取得が義務付けられています。