越境ECビジネス発展を促進し、便利な通関サービスを提供するため、国家品質監督検査検疫総局(AQSIQ)は2017年8月3日に「AQSIQより越境EC小売り輸出入検査検疫情報化管理システムデータアクセス規範の公告」(2017年第42号)を公布した。

同公告によると、電子商務経営主体(企業)、代理人、第三方プラットフォームは無料でAQSIQの越境ECシステムでリストデータ入力機能を利用し、リストのデータ入力、改訂申告、問い合わせ等を操作することになる。

AQSIQは申告資料の基準を規範し、電子商務経営主体(企業)、代理人、第三方プラットフォームは自主開発したシステム或は購入したシステムで作成した申告資料をAQSIQのシステムに送ることができるようになった。

電子商務経営主体(企業)、第三方プラットフォームはAQSIQに申告及び転送する電子データに法律の責任を負わなければならない。

AQSIQの越境ECシステムは経営主体(企業)、第三方プラットフォームに提供される経営主体備案(届出)、商品届出、入(出)区リスト、注文リスト、運送リスト、支払いリストを受け入れることができるという。