食品生産経営リスク管理を強化し、食品安全の監督管理を科学的、有効的に実施し、食品安全を保障するため、2016年9月9日に、国家食品薬品監督管理総局(CFDA)は「食品生産経営リスク分級管理弁法」(下記「弁法」と略称)(食薬監食監一〔2016〕115号)を公布した
「弁法」は全部で5章40条に構成され、主に下記の内容について規定した。
- リスク分級管理概念の明確。
- リスク分級管理原則の明確。
- リスク分級管理の適用範囲。
「弁法」は食品生産、食品販売と飲食サービス等の食品生産経営及び食品添加剤生産が適用範囲と規定した。 - 食品の生産経営リスクレベルの区分を明確した。
- 食品の生産経営リスクの区分方法を明確した。
「弁法」は食品生産経営者のリスクレベルを低いレベルから高いレベルまでのA級リスク、B級リスク、C級リスク、D級リスクの4つに分けている。食品薬品監督管理部門は食品生産経営者のリスクレベルを確定し、採点方法とパーセント表示で計算する。その中、静態リスク要因を40点、動態リスク要因を60点とし、点数が高いほどリスクレベルが高くなる。 - リスク要因定量化の指標制定権限を明確した。
- リスク等級について動態調整で実施することを確定した。
食品薬品監督管理部門はその年の食品安全監督管理記録状況によって、管轄内にある食品生産経営者の次の年のリスク等級を動態的に調整する。 - リスク分級結果の運用を明確した。
附属文章:「食品生産経営リスク分級管理弁法(試行)」(中国語原文)
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