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三種類の製品は中国版ROHSの強制認証対象になる

投稿日 :2009年12月17日

11月9日まで、中国工業・情報化部は、第一回目の中国版ROHS「重点管理目録」(中国電子情報製品汚染制御重点管理目録)の公示が終了した。これによって、目録に収録されている移動用端末、電話機、コンピューターと接続するプリンター機器は、中国ROHSの強制認証対象になる。

中国版ROHS(中国「電子情報製品汚染制御管理方法」と「電子情報製品汚染制御重点管理目録制定手順」)の要求に基づいて、中国工業・情報化部は2009年10月9日から11月9日まで、インターネット上に第一回目の「中国電子情報製品汚染制御重点管理目録」を公示していた。

公示した目録の中に、移動用端末、電話機(固定電話端末機、コードレス端末機を含む)、コンピューターと接続するプリンター機器が入っている。また、その類 別の製品について、使用制限の有毒・有害物質、暫定使用制限除外の有毒・有害物質又は元素の範囲そして使用制限期間も詳細に記載している。類別の製品以外 に、具体的な製品カテゴリも「電子情報製品汚染制御重点管理目録(第1回目)製品種類範囲区分」よって、詳細に説明してある。

中国「電子情報製品汚染制御管理方法」によって、「中国電子情報製品汚染制御重点管理目録」に入っている製品は、強制的な製品認証を受けなければ行けない。 また、「目録」に収める輸入する電子情報製品に対して、港検証と納入検査も行う。税関は出入国検査検疫機構が発行する「入国貨物通関書」によって、検査と 通関の手続きを完了する。

 添付文書:電子情報製品汚染制御重点管理目録(第1回目)