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エネルギー多消費型特殊設備の省エネ監督管理弁法が公布される

投稿日 :2009年7月11日
エネルギー多消費型特殊設備における省エネ審査と監理を強化し、エネルギーの利用率を高め、省エネと消費の削減を促進するため、《中華人民共和国省エネ法》、《特殊設備安全監察条例》等の法律、行政法規の規定に基づき、本弁法は定められた。

本弁法においての、エネルギー多消費型特殊設備とは、使用過程においてエネルギーを大量に消費する、あるいはその転換量が大きく、比較的高い省エネ可能性を持つボイラー、熱交換圧力容器、エレベーターなどの特殊設備と言い。

エネルギー多消費型特殊設備の生産(設計、製造、据付、改造、修理を含む、以下同じ)、使用、検査測定に係る省エネ監理は、本弁法を適用するとしている。

エネルギー多消費型特殊設備の製造事業者、使用事業者、検査測定機関は、国家関連法律、法規、特殊設備安全技術規範等の関連規範と標準の要求に従い、省エネ義務を果たし、エネルギー多消費型特殊設備の省エネを成し遂げ、国家品質検査総局と地方各行政クラスの品質技術監督部門による監督検査を受けなければならないとなっている。

また、エネルギー多消費型特殊設備の製造事業者、使用事業者が新技術、新工程、新製品を応用して特殊設備のエネルギー効率を高めることを奨励し、著しい成果を遂げた事業者と個人に対しては、奨励を与えるとしている。

その他エネルギー多消費型特殊設備の生産、使用、監督管理にわたり規定する内容となっている。

当弁法は2009年7月3日国家品質監督検験検疫総局より公布され、2009年9月1日より施行される。

添付文書:「エネルギー多消費型特殊設備の省エネ監督管理弁法」

 

 

原文確認→AQSIQ:http://www.aqsiq.gov.cn/zwgk/jlgg/zjl/2009/200907/t20090707_120953.htm