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直近一年三回目の関税下げ

投稿日 :2018年9月27日

2018年9月26日、国務院の常務会議で、11月1日から関税を引き下げる事が決められた。

今回引き下げる対象製品は機電設備、紡績品、建材、紙製品等の1585品目である。関税下げ対象の品目リストは公表していない。機電設備などの機械類は12.2%から8.8%に、紡績品や建材は11.5%から8.4%に、紙製品などは6.6%から5.4%に下がる。

今回の関税下げは直近一年間の三回目となっている。一回目は2018年1月1日から中国948品種の輸入関税を引き下げた。二回目は2018年7月1日から消費財の輸入関税を引き下げた。今回は三回目となって、引き下げにより、平均関税率は2017年の9.8%から7.5%まで下がるという。