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29品目の化学品が「優先的なコントロールの化学品」になる

投稿日 :2020年11月2日
2020年11月2日、生態環境部、工業と情報化部、及び衛生健康委員会が共同で、29品目の化学品が「優先的なコントロールの化学品リスト」に収録されることを公布した。2017年12月27日に、初回の計40品目の化学品が優先的なコントロールの化学品になってから、生態環境部など部門が二回目にこのリストの増補作業を行った。

優先的なコントロール化学品とは、固有の危険有害性があり、環境中で長期間存在すれば、環境及び人体の健康に危険を及ぼす高リスクの化学品であることを指す。「優先的なコントロールの化学品」に収録される化学品に対しては、下記の一つまたは幾つかの環境リスクコントロール措置を行い、該当の化学品の生産・使用中に、人体健康及び環境への影響を最大限に減らすことが求められる。

一、関連の環境管理リストに収録

「有毒有害大気汚染リスト」、「有毒有害水汚染リスト」、「重点コントロールの土壌有毒有害物質リスト」などに収録された場合は、それぞれに、「中華人民共和国大気汚染防止法」、「中華人民共和国水汚染防止法」、「中華人民共和国土壌汚染防止法」などに従って管理を実施すること。

二、クリーナー・プロダクション審査及び情報開示の実施

①、「中華人民共和国清潔生産促進法」:有毒・有害原料で生産し、または生産中に、有毒・有害物質を排出する企業に、強制性クリーナー・プロダクション審査を行うこと。

②、「清潔生産審査弁法」:有毒・有害原料で生産し、または生産中に、有毒・有害物質を排出する企業に、強制性クリーナー・プロダクション審査を行うこと。

強制性クリーナー・プロダクション審査された企業は、使用する有毒・有害原料の名称、数量と用途、及び排出する有毒・有害物質の名称、濃度と数量など関連情報を開示すること。

三、制限・代替措置の実行

①、使用の制限

国家強制性標準を制定・修正して、該当の化学物質を指定製品に使用することを制限すること。

②、代替化学品の推奨

「国家推奨の有毒・有害原料(製品)の代替リスト」を実施する。低毒・低害または無毒無害の原料を開発・使用し続け、製品の有毒・有害物質の含有量を減らすように企業を導くこと。

 

優先的なコントロールの化学品リスク(2020年11月整理)👇

 

http://www.crdb.jp/content/view/4938/1270/

 

原文確認👇

http://www.mee.gov.cn/xxgk2018/xxgk/xxgk01/202011/t20201102_805937.html