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新「新化学物質環境管理登記弁法」が可決

投稿日 :2020年4月30日

生態環境部は、2020年4月29日に、生態環境部部長の李干杰が司会した生態環境部会議で新「新化学物質環境管理登記弁法」(2020年版)(以下「新弁法」と称する)を可決して、2021年1月1日より実施することを公布した。これに伴い、2010年1月19日に元環境保護部から公布された「新化学物質環境管理弁法」(環境保護部令第7号)を廃止する。

新化学物質とは、まだ「中国現有化学物質」に記載されていない化学物質である。中国では、新化学物質に対して、環境管理登記制度を実施している。「新弁法」は、中国国内での新化学物質の研究、生産、輸入及び加工作業での環境管理登録に適用される。ただし、輸入後に税関特殊監督管理エリアで保管され、加工せずに中国から輸出される新化学物質を除く。

「新弁法」により、新化学物質の環境管理登記は、常例登記、簡易登記、及び、備案で構成されることが明らかになった。新化学物質の生産者または輸入者は、当該化学物質を生産・輸入する前に、新化学物質の環境管理常例登記証または簡易登記証を取得するか、あるいは、新化学物質環境管理備案を申請しなければいけない。「新弁法」に常例登記証、簡易登記証、及び、備案申請について、詳細な要求が規定されている。また、新化学物質の生産者、輸入者及び加工使用者に対しての責任、義務なども決められている。

上記の新化学物質環境管理登記弁法の和訳版👇

「新化学物質環境管理登記弁法」