(2009年2月28日第十一期全国人民代表大会常務委員会第七回会議採択　2015年4月24日第十二期全国人民代表大会常務委員会第十四回会議改正　2018年12月29日第十三期全国人民代表大会常務委員会第七回会議『中華人民共和国製品質量法等五つの法律の改正に関する決定』に基づく第一回改正　2021年4月29日第十三期全国人民代表大会常務委員会第二十八回会議『中華人民共和国道路交通安全法等八つの法律の改正に関する決定』に基づく第二回改正）

 

目　録

第一章  総則

第二章 食品安全リスクモニタリングおよび評価

第三章 食品安全標準

第四章 食品の生産・販売

第一節  一般規定

第二節  生産・販売過程の管理

第三節 ラベル、説明書及び広告

第四節 特殊食品

第五章 食品検査

第六章  食品の輸出入

第七章  食品安全事故の処置

第八章  監督管理

第九章  法律責任

第十章  附則

 

第一章 総則

 

第 1 条  食品の安全性を保証し、公衆の身体の健康と生命の安全を保障するため、本法を制定する。

 

第 2 条  中華人民共和国国内において次に掲げる活動に従事する場合、本法を遵守しなければならない。

（一）食品の生産および加工（以下、食品生産という）、食品の販売と飲食サービス（以下、食品販売という）

（二）食品添加物の生産・販売

（三）食品に用いる包装資材、容器、洗浄剤、消毒剤及び食品の生産・販売に用いる器具、設備（以下、食品関連製品という）の生産・販売

（四）食品の生産・販売者による食品添加物、食品関連製品の使用

（五）食品の貯蔵と運送

（六）食品、食品添加物及び食品関連製品に対する安全管理

食用に供する農業由来の一次産品（以下、食用農産物という）の品質安全管理については、『中華人民共和国農産品品質安全法』の規定を遵守する。但し、食用農産物の市場販売、関連の品質安全標準の制定、関連の安全情報の公表及び本法が農業投入品に対して規定しているものは、本法規定を遵守しなければならない。