中国最大の強制的な製品認証制度である中国製品安全強制認証(CCC認証、以下はCCC認証と称する)は、中国政府の「職責転換、市場による資源配置」の政策方針により、これから大きく変化するトレンドとなっている。
3月30日、中国製品認証監督管理部門である国家認証認可監督管理委員会(CNCA)は、自委員会のウェブサイト上で、CCC認証制度の中心的な法規制である「強制性製品認証管理規定」及び関連規則修訂調査表を公開し、意見募集を開始している。
CNCAの説明によれば、政府の機能を素早く変更し、資源の配分に市場の活力を発揮し、市場主体責任を強化するため、国家市場監督管理総局・中国国家認証認可監督管理委員会は、「行政簡素化と権限委譲」、「監督管理の強化」、及び、「サービスの最適化」という一連の改革方針に沿って、強制性製品認証制度の改良調整を進めてきた。そして、CNCAは、国家市場監督管理総局の要求に従って、「強制性製品認証管理規定」、及び、それに関連する規則を全面的に修訂すると述べている。
同修訂作業を始める前に、意見を募るため、関連部門、指定認証機構と試験室、生産者(製造者)、生産企業、販売者、輸入業者、及び、消費者に対して、2020年3月30日に、CNCAが「強制性製品認証管理規定」修訂調査表を制定し公布したという。
「強制性製品認証管理規定」の修訂について何かご意見やごコメントがございましたら、原文👇http://www.cnca.gov.cn/pc/202003/t20200330_57969.shtml に添付されている調査表に記入していただき、4月30日までにCNCAのメールアドレスにお送りください。