2020年8月4日、国家認証認可監督管理委員会(以下「認監委」と略称する)は、「認監委事務局が更によりよく防爆電気など製品の強制性製品認証作業をするに関する通達」(以下「本通達」と略称する)が公布した。
防爆電気製品、家庭用ガス器具、及び、標定容積500L以上の家庭用冷蔵庫の強制性製品認証は、2019年10月1日から、強制性製品認証に組み込まれた。2020年10月1日より、強制性製品認証(CCC認証)証書を取得せず、また、CCC認証マークを付けていない上記の製品は、中国に輸入・販売など営業活動をすることができない。
現在、新型コロナウイルス防止対策のため、認証機構が直接検査員を所在国の工場に派遣することが難しい場合には、インターネットを用いて査定するか、または、外国機構に海外企業の工場検査を委託することを本通達で明らかにした。
CCC認証証書申請中の上記の製品について、該当企業を支援し、できるだけ10月1日までにCCC認証証書を取得できるように、認監委は、下記の事項を強制性製品認証機構に要求した。詳細の内容は下記の通達をご覧ください。
認監委事務局が更によりよく防爆電気など製品の強制性製品認証作業をするに関する通達
認秘函〔2020〕28号
各関連強制性製品認証指定認証機構:
防爆電気製品、家庭用ガス器具、及び、標定容積500L以上の家庭用冷蔵庫の強制性製品認証(以下「CCC認証」と略称する)作業を順調に進めるため、コロナ防止対策という条件で、生産企業がCCC認証証書をできるだけ早く取得できるように、次のように要求する。
一、「市場監督管理総局弁公庁が新型コロナウイルス感染による疫病の予防抑制期間中、質量認証関連作業を良く実施する通達」(市監認証〔2020〕9号)の精神を貫き、企業の操業再開再生産を支援する各措置を徹底的に実現する。
二、CCC認証の有効性を確保することに基づいて、わが国が加入済の二国間、または多国間の互いに認められた合格評定結果を積極的に承認し、工業製品の生産許可審査及び検測の結果を受け取り、第三者認証または事項宣言評価方式を認め、重複評価を避け、認証期間を縮め、認証コストを減少する。
三、新型コロナウイルス防止対策のため、認証機構が直接検査員を所在国の工場に派遣することが難しい場合には、インターネットを用いて査定するか、または、外国機構に海外企業の工場検査を委託することを推奨する。
四、認証機構は、CCC認証申請中の製品について、できるだけ2020年10月1日までCCC認証証書を取得できるように、企業を支援する。企業がCCC認証政策を理解できず、あるいは、技術要求などの原因でCCC認証証書の取得が遅れ、製品の輸入・販売に影響を与えることを回避するよう、認証機構は、企業と逐一連絡を取り、技術サービスを提供すること。
認証認可監督管理委員会事務局
2020年8月4日
原文確認👇
http://www.cnca.gov.cn/zw/tz/tz2020/202008/t20200806_60600.shtml