中国工業・情報化部の公告によると、「電器電子製品有害物質使用制限管理弁法」（意見募集案）に対する意見を6月17日まで募集している。

意見募集案の内容によれば、電器電子製品とは、電流または電磁界で動作している、或いは電流と電磁界の発生、伝達と測定を目的とし、定格動作電圧がDC1500ボルトまで、またはAC1000ボルトまでの機器及び関連製品を指す。ただし電力生産、送電および配電の機器及び関連設備を除く。

中国国内で生産、販売及び輸入の電器電子製品が本弁法に適用される。

輸入の電器電子製品に関しては強制規格或いは法律、行政法規が定めた必須規格を違反してはならない、また電器電子製品有害物質使用制限の国家規格あるいは業界規格に適合すると定めている。

輸出入検験検疫機構は法に基づき、輸入の電器電子製品に港での検証と法定検査を実施する。税関が輸出入検験検疫機構の「入境貨物通関書」を確認後、通関手続きを行うと規定している。

また本弁法が実施されたら、2006年2月28日公布の「電子情報製品汚染制御管理弁法」が廃止となる予定である。

付属文書：電器電子製品有害物質使用制限管理弁法（意見募集案）

★  上記付属文書の和訳について、お気軽に info@crdb.jp　までお問い合わせください。