中国第14回省エネ製品の政府調達リストが財政部、国家発展委員会により公布された。

中国の政府調達における省エネ商品を20種類（コンピューター、プリンター、空調機、冷蔵庫等）、節水製品を6種類（便器、蛇口等）リストし、そのうち、コンピューター、空調機、湯沸かし器、テレビ、便器、蛇口等の商品については、「政府強制調達省エネ商品」として指定している。

日本の製品（SONY、 Panasonicなど中国で知名度が既にある）もリストアップされているが、全体に占める比率はまだ低いほうといえる。その主な原因はCQCの省エネ認証にあると思われる。今回中国第14回省エネ製品の政府調達リストにリストアップされたほとんどの商品は、中国のCQC（中国品質認証センター）の省エネ認証を受けている製品である。CQCの省エネ認証は強制ではないが、中国では、省エネ製品の政府調達の規模はかなり大きく、魅力のある市場である。自ら省エネ認証を受ける企業が増えつつある。特に省エネ製品に対する政府の調達からわかるように省エネと環境保護の考えが中国では優先されつつあるので、CQCの省エネ認証も重要視されている。

添付ファイル：中国第14回省エネ製品の政府調達リスト（中国語）

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