2024年2月5日に、国家食品医薬品検定研究院（NIFDC）は化粧品原料の下記5つ指導原則を発表しました。
・化粧品原料急性吸入毒性試験研究の技術指導原則
この指導原則は、化粧品原料の急性吸入毒性の実験研究と評価に適用され、具体的な試験方法の選択は、中国の化粧品に関する関連法令の要件に準拠する必要があります。 実験研究を行うときは、選択した方法の適合性に注意を払う必要があります。 研究結果は、化粧品原料の急性吸入毒性を評価し、亜慢性毒性試験やその他の毒性試験の用量を決定するための根拠を提供するために使用できます。
・化粧品原料急性吸入毒性試験 急性毒性分類実験研究の技術指導原則
この指導原則は単一成分の化粧品原料に適用されますが、単一成分以外の原料をこの方法で評価する場合には、その実現可能性を示すためにより多くの科学的証拠が提供される必要があります。 この指導原則は、不溶性等尺性材料や繊維状材料、製造されたナノ材料の人工急性吸入毒性試験などの吸入暴露の可能性のある化粧品原料の毒性分類、研究および安全性評価に適用されますが、特定の特殊材料には適用されません。
・化粧品原料28日/90日反復投与吸入毒性試験に関する技術指導原則
この指導原則は、吸入暴露の危険性がある化粧品原料の反復吸入毒性試験の研究および評価に適用され、化粧品原料の反復吸入毒性評価のための参考試験計画および手順を提供することを目的としています。
・化粧品生殖発生毒性試験研究の技術指導原則
この指導原則は、親の生殖器官や子の発育に悪影響を与える可能性のある化粧品や原材料の生殖発生毒性評価に適用されます。
・化粧品原料の免疫毒性試験研究の技術指導原則
この指導原則は、生体の免疫系に悪影響を与える可能性のある化粧品原料の免疫毒性評価に適用され、化粧品原料の免疫毒性評価における参考となる試験設計及び手順を提供し、評価方法の選択に関する技術的指針を提供することを目的としています。
添付
2 化粧品原料急性吸入毒性試験 急性毒性分類実験研究の技術指導原則
3 化粧品原料28日/90日反復投与吸入毒性試験の技術指導原則
4 化粧品の生殖・発生毒性試験および研究の技術的技術指導原則
上記添付資料の和訳についてご興味がございましたら、 info@crdb.jpまでご連絡ください。