国家薬品監督管理局に所属する中国食品薬品検定研究院は2024年11月15日、「化粧品原料使用情報(更新版意見募集案)」(以下「意見案」という)について2024年11月30日まで一般からの意見を公募する。現行の「市販製品の使用する原料情報」に比べ、「意見案」の対象範囲が特殊化粧品から一般化粧品まで拡大され、対象原材料数は1,344品目増加し、3,578品目となった。利用情報も5,240件とさらに内容を充実した。
「化粧品原料使用情報」は、化粧品会社が既存の原材料の安全性データを収集し、活用するための重要なガイドである。中国食品医薬品管理研究院は2024年4月、承認の有効期間内に特殊化粧品に使用された原材料の量を客観的にまとめた「化粧品原料使用情報」を発表した。 「国家薬品監督管理局より、化粧品の安全性評価管理を最適化するためのいくつかの措置の発令の公告」によると、中国食品薬品管理研究院はより多くのデータサービス情報を提供するために、有効に登録された140万以上の一般化粧品に使用されている配合原材料と使用情報をまとめ、「意見案」を作成した。
「意見案」の集計範囲は、基本的には『既使用化粧品原料目録(2021年版)』及び「化粧品原料使用情報」と同様であり、登録品種及び有効品種に使用されている原材料であって、「化粧品安全技術術規範」および「国際権威機関化粧品安全性表題データ索引」に記載されていない原材料の使用情報も含まれる。化粧品の安全性評価は暴露指向であり、製品の使用方法、作用部位、その他の暴露レベルに基づいて行われる。「意見案」は科学に基づいており、安全性評価に関わる要素を総合的に考慮することを前提に、データの利用を改善するために、アクションのさまざまな部分および使用方法に関する参照使用原則が策定されている。
「意見案」の範囲を超える原料の種類や使用量について、化粧品備案者が「化粧品安全性評価技術ガイドライン(2021 年版)」に基づいて評価を行っていれば、意見公募の際には、必要に応じて関連資料をフィードバックすることが可能です。
添付:
⒈化粧品原料使用情報(更新版意見募集案)
⒉「化粧品原料使用情報(更新版意見募集案)」修正説明
⒊意見フィードバックフォーム
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原本確認👇
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