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中国備案化粧品は自社の検査報告書を認める 海外企業が暫く対象外

投稿日 :2023年1月18日
 

2023年1月18日、中国国家薬品監督管理局(NMPA)は、「普通化粧品の備案(届出)検査管理措置の最適化に関する事項の公告(2023年第13号)」を公布した。

今回公布された日により、備案人は製品備案を行う際、化粧品備案人あるいは受託生産企業が化粧品技術標準の関連要求に基づき自社検査を行い、かつ発行した検査報告書を提出することが認められることになった。この自社検査方式で備案検査を行う場合、備案人または受託生産企業は、法的な要求や規定に従って試験報告書を発行しなければならない。

ただし、乳幼児及び児童用製品、安全モニタリング中の化粧品新原料を配合している化粧品、ニキビ、滋養、修復、シワ改善、フケ取り、消臭などの効果がある化粧品、及び比較的高い安全リスクが存在する可能性がある化粧品は、自社検査方式の対象外である。

各省級薬品監督管理部門は、自己検査方式により検査を行う備案人または受託生産企業に対する監督検査を強化し、企業の検査管理制度、実験室管理制度の確立及び執行状況を検査し、その検査能力、検査記録等を重点的に検査する。

ちなみに、今回のNMPAの要求は海外企業が対象外と考えられる。

 

今回公布された公告の中で、普通化粧品備案申請提出時に、自社の検査報告書で対応できる条件、要求などについて、詳しく説明されている。

 

原文確認👇

https://www.nmpa.gov.cn/xxgk/ggtg/qtggtg/jmhzhptg/20230118093634177.html