2024年7月12日、中国国家市場監督管理総局(SAMR)に所属する品質開発局の発表より、トヨタ自動車(中国)投資有限公司が、「自動車欠陥製品リコール管理条例」、「同条例の実施措置」、「自動車の欠陥品のリコール管理等に関する規定」及び「自動車排出ガスリコール等の管理に関する規則」の規定に従い、国家市場監督管理総局にリコール計画を届け出たことを公告した。2018年3月12日~2022年10月6日に生産された輸入レクサス RXの一部、計8万3717台が2024年7月19日からリコールされる。
今回のリコール対象車は、高圧燃料ポンプの内部部品の耐圧が不十分であり、燃料ポンプ内部で摩耗が発生し、応力集中により燃料ポンプの溶接部に亀裂が発生する可能性がある。極端な場合、亀裂から燃料が漏れ、外部の火源に触れると火災の危険がある。同時に、燃料が漏れて蒸発し、異常な排出の危険を引き起こす。
トヨタ自動車(中国)投資有限公司は、リコール対象車両の高圧燃料ポンプを無償で検査し、要件を満たさない部品を改良型高圧燃料ポンプと交換して安全上の危険と異常な排出の潜在危険を排除する。
今回のリコールは、2023 年 12月1日に公表した「一汽トヨタ自動車有限公司、広汽トヨタ自動車有限公司、トヨタ自動車(中国)投資有限公司による一部国産車・輸入車のリコール」を拡大したリコールとなる。
原本確認👇
https://www.samr.gov.cn/zw/zh/art/2024/art_56a8282b0c314ad48512688ea62db884.html