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トヨタ自動車(中国)投資有限公司、レクサスRXなど一部の輸入車をリコール

投稿日 :2024年6月21日

2024年6月21日、トヨタ自動車(中国)投資有限公司は、「不良品リコール管理条例」の規定に従い、「自動車製品のリコール管理等に関する法律の施行措置」に基づくリコール計画を国家市場監督管理総局に報告した。それによると、2024年7月12日から以下の車両についてリコール計画を届け出ている。

 

リコール対象は、2022年11月7日から2023年9月8日までに生産されたレクサスRX、NX、UX、LS、ES、RZ輸入車の一部とトヨタクラウンスポーツクロス輸入車の一部、合計53,082台である。

 

今回のリコール対象車両においては、パノラマモニタリングシステムの前後カメラの接合部やリバースイメージングシステムのリアカメラハウジングの溶接不良により、雨水等の浸入防止が不十分な車両がある。カメラの内部が回路の腐食や導通不良を引き起こし、その結果、フロントカメラとリアカメラの画像が表示されなくなり、車両衝突の危険性が高まり、安全上のリスクが生じる。

 

トヨタ自動車(中国)投資有限公司は、リコール対象車両のフロントカメラとリアカメラの製造番号を検査し、欠陥ロットであれば、安全上の危険を排除するためにカメラを無償で交換する。

 

原本確認👇

https://www.samr.gov.cn/zw/zh/art/2024/art_8803cf5a255143a6b6c628ac052e477f.html