新しい品質マネジメントシステムを要求する
中国国家品質監督検験検疫総局(AQSIQ)は2012年10月12日の日付で、外国から輸入する圧力容器等の耐圧設備の中国特殊設備製造許可取得に関して、新しい要求である「国家品質監督検験検疫総局の耐圧特殊設備製造許可に関する事項の公告」(以下は「同公告」と略称する)を公布した。
同「公告」の主な内容としては、ボイラ、圧力容器、ガスボンベとその安全部品、安全弁、破裂板および圧力パイプとその安全弁の製造者は、中国特殊設備製造許可取得の要求、マネジメントシステムの要求、および基本安全の要求について、改めて規定されている。また、リスク評価レポートの提出も要求されている。
同「公告」により、同「公告」を公布してから6カ月後に、外国の製造企業が中国特殊設備製造許可を申請する時、また中国特殊設備製造許可を更新する場合、品質マネジメントシステムは、「特殊設備製造、組み立て、改造と修理の品質保証システム要求」を満足しなければいけない明確している。
また、従来の中国特殊設備製造許可取得の際に、遵守しなければいけない中国「ボイラ、圧力容器製造許可条件」の一部内容は、同「公告」を公布するとともに、廃止することになった。さらに、外国の圧力容器などの特殊設備の製造者が、中国の規格で製品を製造される場合の対応方法もはっきり規定されている。
同「公告」の日本語翻訳は下記のよう。
→「国家品質監督検験検疫総局の耐圧特殊設備製造許可に関する事項の公告」
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