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新「新化学物質環境管理登記弁法」可決

投稿日 :2020年2月19日

生態環境部より、2020年2月17日に、生態環境部部長の李干杰が司会した生態環境部会議で新「新化学物質環境管理登記弁法」(以下「弁法」と称する)の修訂が審議され、原案通り承認されたことが公開された。

会議では、新化学物質環境管理登録が国際的な化学品環境管理制度であり、「弁法」を修訂することが、施政を簡単化するという改革を徹底して実行するための重要な措置であるとされた。修訂された「弁法」は、国際社会とのマッチングを更に重視すると同時に、申請登録項目を最適に調整し、登録する情報を減少する。登録情報の削減により、企業及び行政部門の審査の負担を同時に低減でき、新化学物質環境管理の責任を整理できるため、管理効率を高めることができる。生態環境部門の責任を明確にし、環境リスクを防ぐため、リスク防止と分類管理の原則を厳守し、新型無害化学品の生産、輸出、開発及び利用を促進する。「弁法」の解読などを強化し、関連するファイルの制定及び修訂を進め、新「弁法」の円滑な実行を徹底する。

現行の「弁法」(環境保護部第7号)は、2010年10月15日から実施されて以来、中国の新化学物質環境管理制度を提供しており、新化学物質の生産及び輸入の環境管理を強化し,新化学物質による環境汚染の予防と低減に積極的に貢献した。

長年の実践により、現在の管理需要に適応し、「弁法」の実施中にある問題を解決し、また企業の負担を低減するため、新化学物質環境管理制度の更なる改善を目指し、2019年7月9日に生態環境部が「新化学物質環境管理弁法」(修訂意見募集版)意見を公開募集した。2019年9月2日には、世界貿易機関(WTO)のTBT協定に基づいて修訂された「弁法」(「通報版」)を公式に発表し、各成員に意見を公開募集した。

「弁法」の修訂が生態環境部で審議され、そこを可決されたことは、中国新化学物質環境管理法規が大きく一歩前進したことを示している。新化学物質の生産、輸入あるいは加工利用などに関連のある企業は継続的に注目することをお勧めする。

 修訂された内容は、管理部門の監督管理理念と方法をよく反映しているため、関連企業が十分に重視すべきである。また、新化学物質の申告登録の導入と指導ができる「弁法」の関連文書「新化学物質の申告登録ガイド」等の修訂も行われて、「弁法」を実施するとともに、今年年内にも公布する予定。