国家薬品監督管理局化粧品監督管理司は、2020年7月29日に、「化粧品安全性評価技術ガイドライン(意見募集稿)」(和訳版)及び「化粧品分類規則と分類目録(意見募集案)」を起草して公布し、各界の意見募集を開始した。
「化粧品安全評価技術ガイドライン(意見募集案)」では、基本原則と要求、リスク評価プログラム、毒理学研究、化粧品原料のリスク評価、化粧品製品の安全評価、及び、安全評価報告などを規定した。
この中で、化粧品原料及び危険性物質のリスク評価プログラムについては、危険の識別、用量反応関係評価、暴露評価、及び、リスク特徴の定義の4項目を詳細に規定している。毒理学試験について、最優先に、現行の「化粧品安全技術規範」に収録された毒理学試験方法に則り、化粧品原料及び危険性物質の毒理学状況を測定することを表明した。また、化粧品原料のリスク評価、化粧品製品の安全評価、及び、安全評価報告書のテンプレートについて、「化粧品安全評価技術ガイドライン(意見募集案)」で詳しく説明している。
また、同日、「化粧品分類規則及び分類リスト意見募集案)」も公布された。「化粧品分類規則及び分類リスト(意見募集案)」では、化粧品を「効能効果の主張」(計29項目)、「使用部位」(計14項目)、「製品形態」(計15項目)、「適用対象者」(計4項目)及び「使用方法」(計2項目)、合計5種類64項目に従って分類することとした。分類規則及び各分類コードについては、「化粧品分類規則及び分類目録(意見募集案)」に詳しく記載された。
上記の「化粧品安全評価技術ガイドライン(意見募集案)」及び「化粧品分類規則と分類リスト(意見募集案)」の詳細については、添付文書をご参照ください。