2024年1月19日、中国国家市場監督管理総局(SAMP)は乳児用液体ミルクを登録管理に取り込むための法改正に関する意見募集を開始した。 乳児用液体ミルクは、水、生乳、脱塩ホエイ(粉末)、植物油等を主原料とし、ビタミン、ミネラル等を適量添加した液体製品で市販されています。高温殺菌して無菌化した新しいタイプの商品でこれまで中国では生産されていませんでしたが、現在はアメリカ、ドイツ、日本など多くの国で生産・販売されています。 2015 年改正食品安全法に乳児用粉ミルク製品の登録と管理が義務付けられ、乳児用液体ミルクは対象外となっております。
乳児用液体ミルクは乳児用粉ミルクに比べて製造技術が高く、品質や安全性管理の要求が厳しいため、食品安全の「四大要求」を厳格に実施するため、品質と安全性を確保する必要があります。乳児用液体ミルクの規制と消費者の保護 健康に関する権利と利益に関して、国家市場監督管理総局は、乳児用液体ミルクを食品安全法に含めることを意図した「中華人民共和国食品安全法(改正案)」を検討し、草案を作成した。 「食品安全法」第81条及び第82条の規定を盛り込み、第124条中「乳児用粉乳」を「乳児用調整乳(液体ミルク)」に改める。 この意見募集は1か月間行われます。
原本確認👇
https://www.samr.gov.cn/tssps/sjdt/gzdt/art/2024/art_169cb4b14507409aa63803dc5fc66cea.html